むびれぽ

フィルムを喰らう!~感情中毒の巣窟~

アメコミ・ヒーロー集結!これを観ればあなたもハマる『アベンジャーズ』

アメコミ・ヒーロー集結!これを観ればあなたもハマる『アベンジャーズ』

「日本よ、これが映画だ。」

この作品は、筆者にとって特別な作品です。何が特別かと言えば、この映画のおかげで立派なマーベルフリークになってしまったからです。いや~映画って、本当にすごいですね。

公開当時のキャッチコピー「日本よ、これが映画だ。」があまりにも大仰に思えたものですから、鼻で笑って、あえて観に行かなかったのですが。その後、DVDレンタルでも新作扱いされなくなった頃ひょっと観て……ハマってしまいました。

』と、マーベル映画の魅力に。「あぁうん。そうだね。これこそ映画だ。マーベルさんは正しかったよ」何回目か解らない再生ボタンを押しながら、そう呟いたわたしです。

いまでは「コミコン」などで発表されるマーベル・シリーズの公開予定を定期的にチェックし、映画のトレイラーを観て歓声をあげ、公開されるや映画館に馳せ参じるようになりました。

もちろん新作を観る前に、復習と称して前シリーズを観返すのはお約束です。更には勢いあまって、マーベル・シリーズへの愛を謳った本まで出しました。

発端は兄妹喧嘩

マーベルへの愛はそれくらいにして、『』に戻りましょう。この映画のあらすじをものすごく簡単に説明すると、アイアンマンやキャプテン・アメリカ、超人ハルクにソーといったアメコミのヒーロー達が反発しあいながらも協力して、地球を守ってくれる話です。

守る以上敵がいるわけで、その敵が誰かと言えば、ソーの義理の弟であるロキとそのお仲間。なんで彼がわざわざ遠く離れた地球に攻め込んできたのかと言えば、ソーが主役の作品『マイティ・ソー』でくりひろげた壮大な兄弟喧嘩の、リベンジをする為です。

俺様神様のソーが活躍する『マイティ・ソー』については以前ご紹介しましたが、本当に迷惑というか、面倒くさい兄弟ですね。神を名乗るならば振る舞いもそれらしくして欲しいものですが、彼らはなにせ北欧の神話がベースですから。

日本と同じく多神教の北欧神は、良く言えば大らかで個性的? 悪く言えば我儘で傍若無人、考えなしの行動ばかりします。そしてマーベル・シリーズはそれぞれクロスオーバーして物語が展開しますから、ソーとロキの兄妹喧嘩は『アイアンマン』や『キャプテン・アメリカ』のシリーズに影響を及ぼし、そこにアメコミ・シリーズの別の作品や悪役も加わって、地球どころか宇宙全体を巻き込んで大騒ぎするわけです。

クロスオーバーで楽しめる

マーベル・シリーズの特徴であり魅力でもある作品のクロスオーバーについて、もう少しご紹介しましょう。

映画の公開と物語の時系列は前後することはありますが、各作品のストーリーはお互いに響き合い、発展しています。

例えばシリーズ2作目の『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』は、『』の後という設定で、キャプテンは『』にも登場した「S.H.I.E.L.D.(シールド)」の一員となって活動しています。

『アイアンマン』の三作目も同じ時間軸で、『』の闘いで無力感を味わったアイアンマンことトニー・スタークはさらに強いマシーンを作ろうと、少しおかしくなっています。

同じく『マイティ・ソー』シリーズや『スパイダーマン』シリーズもクロスオーバーがみられますが、それがさらに発展して、スピンオフ作品も生まれています。

海外ドラマの『エージェント・オブ・シールド』、『エージェント・カーター』がそれで、マーベル・シリーズの映画にほぼ必ず出てくる秘密組織シールドのメンバーが主役となっており、映画のその後についてさらりと触れられる事もありますので、マーベルフリークならば見逃せない作品群です。

エンドクレジット後のお楽しみ。

とまぁこのように、マーベル・シリーズの魅力について語り出したら、いつまでも書いてしまうので、このあたりでお終にしましょう。そして最後に一つだけ付け加えるならば、マーベル・シリーズの映画には、ほぼ毎回、エンドクレジットの後のお楽しみシーンがあります。

例えばこの『』ならば、闘い終わったアベンジャーズの面々が、襲撃の影響でガラスや破片の散乱するファーストフード店で、食事をするシーンがあります。

戦闘時の格好よさは何処へやら、コーヒーカップを前に疲れた表情で頬杖をつくキャプテン。むすっとした表情のまま、ぴたパンを咀嚼するトニー・スターク。その横でソーはひたすらポテトやパンをむさぼっています。その間、それぞれが時折お互いの表情を伺いつつも無言なのが、またおかしい。

このお楽しみ映像は面白いだけではなく、続編、もしくは別シリーズへのヒントも描かれていますので、エンドクレジットの後まで、どうぞじっくりお待ちくださいませ。

作品情報

原題:『Marvel’s The Avengers』
出演者:
監督:
シリーズ作:『/
原作:『

ABOUT THE AUTHOR

Hiro Miyama
はじめまして。作家兼ライターの海山ヒロ(みやまひろ)と申します。

物心つく前から映画好きの両親に連れられ、映画館へ。そして家族のだんらん時に見ていたのは、各放送局の洋画劇場でした。おかげでしっかり映画好きに育ったわたしは、今日もまた、世界の片隅で映画への愛をこうしてつづっています。

ついつい口ずさみたくなる様な音楽に、悲喜こもごもの物語。そして素晴らしい衣装や舞台装置に夢のような風景が詰まった映画は、総合芸術です。
そんな数々の名画達に出会うお手伝いを、すこしでも出来れば嬉しいです。
Return Top