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億万長者で、天才で、プレイボーイで、ついでに最強スーツで世界を救いますが何か?『アイアンマン』

億万長者で、天才で、プレイボーイで、ついでに最強スーツで世界を救いますが何か?『アイアンマン』

億万長者、天才、プレイボーイ

両親を若いころに事故で亡くし、事業を継いだ若き億万長者。天才的頭脳の持ち主でもあり、自ら開発した兵器のプレゼンの為訪れた国で襲撃され、過激派グループに拉致されてしまう。しかも、襲撃の際に飛び散ったミサイルの破片が心臓のすぐそばに突き刺さり、破片をつなぎとめておかなければ、たった1週間で命を落としてしまう……。

これだけ書けば、暗い影をせおった悲劇のヒーローを想像してしまいそうですが、この映画の主人公、トニー・スタークはそれとは183度くらい違います。傲岸不遜が服を着て、相手が真面目であればある程からかってしまう、お茶目で俺様なスーパーヒーロー。

サブタイトルの「億万長者、天才、プレイボーイ」というのは、同じマーベル・シリーズの映画『』で「そのパワードスーツがなかったらお前は何者なんだ?」とキャプテン・アメリカに詰問された時に応えた台詞です。その答えにキャプテンは激昂しますが、筆者は笑いつつも「確かに!」と頷いてしまいました。

記念すべき第一作目

そんな俺様ヒーロー『アイアンマン』は、現在も続々と作られ続けている「マーベル・コミック」の実写映画、その記念すべき第一作目です。シリーズとしても一作目の本作では、『アイアンマン』の誕生と最初の戦闘から、世間に認知されてしまうまでが描かれています。

別のコラムでも書いているようにいまや立派なマーベル映画ファンの筆者ですが、実はこの映画を観たのはかなり最近。『』を、しかもDVDで観た後です。

いえね? トニー・スタークを演じるロバート・ダウニー・Jrさんのファンではあったんですよ? 彼が演じればシャーロック・ホームズもロックに、チャップリンはまるで生き写しになりますから、その演技力と華やぎには信を置いていたのです。でもたまたまテレビ放映されていた番組宣伝映像で、キャーキャー叫んでいた秘書後に恋人のペッパーに拒否反応が出まして……。

いや、損していました。食わず嫌いなどせず、さっさと観に行けばよかった。お陰で『アイアンマン』3部作は、DVDでしか観られませんでした。マーベル・シリーズのDVDはどれも見逃し厳禁な特典映像が詰まっていますが、やっぱりヒーローアクションは劇場の大画面と、身体も震えるサラウンドシステムで観たいものですものですよね。

オタク心をくすぐる設定の数々

大人気シリーズにして現在も他のマーベル・シリーズに出演するこのアイマンマン。その魅力は数え切れないほどですが、なんと言っても進化し続けるスーツの性能と、装着シーンには毎回痺れます。最近観た『キャプテン・アメリカ シビル・ウォー』では、椅子の中に装備されたパワードスーツを抱きこまれるように着て、そのまま飛んでいる飛行機から離脱していました。

スタークの胸に埋まったミサイルの破片を留めている「アークリアクター」。原発2基分以上のエネルギーを作り出し、アイアンマンが発射するビームだのミサイルだのの原動力となっています。そして人型のスーツで翼などの付属物なしに空を飛ぶと言うのは、アニメ好きならば誰もが夢見た光景ではないでしょうか。

いまのところシリーズは3で終わっており、その後の出演はほかのマーベル作品でしか公表されていませんが、出来れば今後もその俺様っぷりと活躍を見せて欲しいものです。もちろん演じるのは、ロバート・ダウニー・Jrで。

作品情報

原題:『Iron Man』
出演者:
監督:
原作:『Iron Man』///ジャック・カービー著
シリーズ:『』『
*マーベルの他シリーズ『』や『』にも同じキャラクターで出演。

ABOUT THE AUTHOR

Hiro Miyama
はじめまして。作家兼ライターの海山ヒロ(みやまひろ)と申します。

物心つく前から映画好きの両親に連れられ、映画館へ。そして家族のだんらん時に見ていたのは、各放送局の洋画劇場でした。おかげでしっかり映画好きに育ったわたしは、今日もまた、世界の片隅で映画への愛をこうしてつづっています。

ついつい口ずさみたくなる様な音楽に、悲喜こもごもの物語。そして素晴らしい衣装や舞台装置に夢のような風景が詰まった映画は、総合芸術です。
そんな数々の名画達に出会うお手伝いを、すこしでも出来れば嬉しいです。
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